売れる商品はお客さんに聞こう

お客さんの話を聞こう

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

先日、お送りしたメールにご質問を頂きました。

ご質問を頂いた本人にはすでにメールをお返ししましたが、悩まれる方が多いポイントだったのでシェアしたいと思います。

ご質問を頂いたのは「商品そのものに課題はないか?」という記事についてです。この記事では「自分たちが良いと思っているものはお客さんが欲しいものではないかもしれない」ということについてお伝えしました。

ご質問の内容は「お客さんが欲しいものをどうやって見つけるか?」というものです。

これは本当に重要なことで、集客が上手くいかない一番の理由はお客さんが欲しいものに合わせて情報を発信できていないことにあります。

お客さんが欲しいものを見つける一番効果的な方法

お客さんが欲しいものを見つける方法は大きく分けて二つあります。

一つはなるべくたくさんのお客さんと、できるだけ深い話をすることです。

よく言う「リサーチ」ですね。リサーチというと多くの人がアンケートを思い浮かべると思います。確かにアンケートは有効な手段ですが、お客さんが欲しいものを調べるには足りません。

例えばダイエット関連商品でアンケートを採ると判を押したように「痩せたい」という答えが出てきます。これでは足りません。

実際お客さんと膝をつき合わせてじっくり話を聞いてみると「仕事上生活が不規則で、どうしても食べる時間や量が一定しない」「何度頑張ってみてもダメだったから、いっそ楽して簡単に痩せられる方法はないか」「あんなに頑張って痩せたのにリバウンドしてしまって悲しい」といった話が出てきます。

これはアンケートだけでは絶対に出てきません。だからお客さんに時間をもらって深く悩みを聞くというのがとても重要なのです。

お客さんに聞けば答えがわかる

何人かお話を伺っているうちに「うちに来るお客さんはこんな悩みを抱えている人が多いんだな」ということがわかってきます。

これがわかればそれを元に商品を作る、または既存商品の訴求をお客さんの悩みに合わせて調整すれば集客できるようになるわけです。

私は毎月だいたい10人くらいのお客さんにじっくりお話を伺います。是非あなたも閉じこもって商品の改善や技術の向上に時間を使うのではなく、お客さんとの会話に時間を使ってください。

もう一つの方法については次回お伝えしたいと思います。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 結局、顧客が本当に求めているのは 3つの大きな問題の解決 です。

    1. お金・ビジネスの成功 ―― 安定した収入や成果を得たい

    2. 開運・未来 ―― 運を拓き、将来への希望を持ちたい

    3. 健康 ―― 心身ともに元気で充実した日々を送りたい

    さらに、日本人特有の価値観としては、
    4. 龍神などのスピリチュアル要素 ―― 見えない力への信頼や安心感

    如何でしょうか。

    • 近藤さん
      コメントありがとうございます!
      確かにこの三つと精神面の動機は大きいですね。

      でもたまにこれから外れる欲求を持っている人もいます。
      個人的にはマズローの5段階欲求説が本当に良くできているなと思っていて、
      生存欲求以外の4欲求に対するプラスとマイナスの欲求という8類型が
      一番網羅的かなと考えています。

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