濃すぎる色に注意

From:姉歯@DBm

自宅のリビングより

絵の具で色を塗るのを思い浮かべてください。

薄い紙に濃く色を塗ると、裏うつりしてしまいますよね。

実は印刷会社で印刷するときも同じで、薄い紙に対してあまりにも濃い色を使うと裏うつりしてしまうことがあります。

私たち印刷する方からすればインクが乾きにくいという問題もあるのですが、これはちょっと手間がかかってもしっかり乾かせば良いので、印刷をお願いする側ではあまり考える必要はありません(中には乾燥時間がかかる分値上げとか、そもそも濃い色の印刷を受け付けていない印刷会社もあるみたいですが)。

あとは色がにじんでしまう事もあります。これは用紙で防ぐこともできますが、逆ににじむ用紙を指定されてしまうと何をやっても防げません。

こんな問題が起きる「濃い色」とはどんな色かというと、CMYK値の合計が300を超えるものです。

どれか一色だけ濃いなら問題ありません。でも、複数のインクを何回も載せていくとそれぞれのインクの濃さが足されてしまい、裏うつりしやすくなってしまうというわけです。

どうしても各色合計300%を超える印刷をしたい、裏うつりも防ぎたい、という場合はその色を特色インクとして作ってもらうという方法があります。

そうすれば実質一色100%という色の乗せ方になるため、裏うつりの問題はおきません。

でも、各色300%を超える色はほとんど黒との見分けがつきませんし、特色を発注すると印刷代は上がってしまいます。なので、よほどこだわりがない限りは色を調整してしまった方が良いでしょう。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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