デザインの小変更

From:姉歯@DBm

仙台市内の図書館より

デザインの小変更。

印刷のやりとりをしていると避けては通れないのですが、これほど印刷を頼む側と頼まれる側で温度差の出るものもありません。

印刷をお願いする方は「ほんのちょっとなんだからできるでしょ?」と考えていますし、印刷をする方は「変更なのでお金も時間もかかります」となってしまうわけですね。

確かに、変更そのものだけを見れば「少し大きくする」「フォントを変える」「色味を調整する」というだけですので、ちょっとの変更でしかありません。

でも、印刷の準備が整った後にこのような変更が発生すると、下手をすると全部イチからやり直しをしなければならないケースもあります。

以前にもお伝えしましたが、オンデマンド以外の印刷機で印刷する場合は印刷の「版」が必要になります。そして、この「版」を作るのにはそれなりのお金がかかります。

「版」は物理的なはんこみたいなものなので「ほんのちょっとの調整=作り直し」になります。つまり版を用意した後の微調整は、単純に版代が倍かかってしまう事になるのです。

色調整も似たようなもので、インク屋さんに発注した後だとインクを練り直してもらう必要があり、インク代が倍かかるという訳ですね。

オンデマンド印刷なら版代の問題もインク代の問題も発生しませんが、その代わりに印刷物1枚あたりの単価がかなり上がってしまいます。

とは言え、裏側の仕組みを知らないと簡単にできると思ってしまうのも道理です。本来は印刷屋さんが伝える努力をして問題を回避しなければならないと思うのですが、、あなたのお願いしている印刷屋さんはちゃんと説明してくれているでしょうか。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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