自宅の作業場より
データビジネスの姉歯です。
ネットで情報を探していると、「これをすれば簡単に人が集まる」「あれを使えば売上倍増」なんてものをよく見かけます。
でも、あなたの専門分野に立ち返って考えてみてください。すぐに結果が出る事なんてありませんよね。営業なら種をまいてお客さんとの関係を作って、それからようやく契約です。何か人に教える仕事をしているなら、少しずつ積み重ねて初めて成果が出るようになります。投資だって同じです。
自分の専門分野のことなら時間をかけないとダメだという事をよく分かっているのに、その分野を外れるととたんに近道があると思ってしまう人が多いんですね。
楽をしたいのは経営者も同じです。実のところ、僕もそう思ってマーケティングを勉強し始めました。でも実際勉強してみると細かいことを積み重ね続けなければ成果が出ないことがよく分かりました。
しかも何か一つを達成すれば後は何もしなくて良いというわけではなく、細かな施策を常にいくつも展開して、それを改善し続けなければなりません。
大変だけど確実
確かに大変ではありますが、やってみて思うのがやらないよりはずっとマシだという事です。マーケティングを使えばお客さんとの関係をしっかり作って、希望ではなく根拠に基づいて数字を予測する経営ができます。
これがなかったら経営なんて暗中模索、本当に何をして良いか分からなくなってしまうかも知れません。
毎日細かいことを積み重ね、改善し続けるのは大変です。簡単に成果が出るなんてことはありません。でも簡単に成果が出ないからこそ、競合がマネをしないわけです。結果として近道せずに積み重ねた方法は強烈な優位性を持ちます。
それを長期間積み重ねれば集客も売上も、倍どころか何十倍にもなるでしょう。道は遠く感じるかも知れませんが、挑戦する価値はあると思いませんか。
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