安い話には裏がある

価格と価値の関係

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

先日うちに届いた迷惑メールに、こんなことが書いてありました。

「ネット広告の運用代行、月額1万円〜」

これ、破格の金額です。広告費はこれと別になりますが、ネット広告はちゃんと改善を繰り返し、運用していかないと効果が出ません。だから、その運用部分を月額1万円でやってもらえるならこんなに良い事はないわけです。

なにせネット広告の改善運用は手間がかかります。キーワード候補を探し、広告文を作って反応率をテストして、LPを改善して成約率を向上させる。それを、何種類もの広告に対して最低毎日1回はこなす必要があります。

これを聞いただけでやりたくなくなったという方もいらっしゃるかも知れません。でも、ネット広告はここまでしないとまともな成果が出ない世界なんですね。

それを月額1万円なら安い、のですが、、ちょっと待って下さい。

安いは安い。けど…

従業員を一人雇うには、給料以外の部分も含めると最低でも40万円以上はかかります。つまり、この会社が1万円の広告代行で利益を出すには、少なくとも1人で1月に40件以上のクライアントを担当してもらう必要があるわけです。

果たして、先ほどの広告運用を1人で毎月40件回せるでしょうか。回せたとしてまともな成果を出せるでしょうか。

私にはとてもそうは思えません。

つまり1万円で広告運用してもらったとしても、そのお金で得られる成果はほとんどない可能性が高いわけです。

だったら、たとえ1万円でも払わない方が良いですよね。

あまりにも安い製品やサービスには裏があります。ちゃんと成果を出したければ、それなりの金額を払う覚悟が必要です。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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