買うのを諦めさせる方法

自宅の自室より

データビジネスの姉歯です。

通販である商品を買おうと思ったときのこと。

みんな大好き価格.comで値段を調べて、一番安いAというお店で買おうと思ってリンクをクリックしました。

商品を買い物カゴにいれ、さあ注文だ、と思って購入ボタンを押したら、真っ先に「会員登録してください」という画面が表示されました。

いや、ちょっと1品買うだけだから特に会員登録とか入らないんだけど。。とは思ったものの、結局買うには同じ情報を入れなければならないので気を取り直して情報を入力していきました。

すると、最後に「ログインID」を決める項目がありました。何となく嫌な予感がしたものの、とりあえずいつも使っているのを入れてみたら拒否されるじゃありませんか。

記号を入れたのですが、英数文字しか受け付けてくれないようです。じゃぁ初めから書いておいてくれよ、、と思いながら記号を省いてもう一度入力したら「既に使われている」とか言ってきます。

他に何を使えば良いかも分からないし、IDを拒否される度に他の項目も入力させられるしで、そのサイトで買うのは面倒くさくなってやめてしまいました。

喜んで買ってもらう方法

仕方ないので次の店で買おうと思ったら、こちらは会員登録して買うか、登録無しで買うかを選べます。

そうそう、それでいいんだ、と思いながら登録無しで入力を始めようとしたら、最初のメールアドレスを入力した時点で「同じメールアドレスで会員登録があります。ログインしてください」と表示されました。

どうもずっと前に会員登録したのを忘れていたようです。さっそくログインしたら、必要な情報は全て入力済みで、あとは購入ボタンを押すだけになっていました。

なんと素晴らしいページでしょうか。最初のページがひどかったのもありますが、それを差し引いてもお客さんの立場に立ってページが作られている事が分かります。

このように買いやすいサイトは、実際に売上も高い傾向があります。何せ、僕は最初のサイトの方が安いにもかかわらず、入力が面倒で諦めました。恐らく同じようなお客さんは山ほどいるはずです。

どんなに素晴らしい商品を安く売っていても、「買う」という行動のハードルの高さが売り上げを左右してしまうわけです。

あなたもお客さんが商品を買うときに困っていないか、是非気をつけてみてくださいね。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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