廃業か挑戦か

廃業の危機

石巻のカフェより

データビジネスの姉歯です。

ネットで成果を出すのは大変です。ホームページを作ればあとは安泰、という時代はとっくに過ぎ、ホームページを作るのに手間暇をかけ、そこからお客さんを呼び込むために、さらに手間暇を重ねなければならないのが現実です。

このあたりの事情は以前の記事でも書きました。
ホームページで集客?残念、できません。

とは言え、今や経済はインターネットで回っています。以前あるコーヒー屋さんのお手伝いをさせて貰った時、そのお店はホームページを持っていませんでした。でも、お客さんからネットで買いたいという問い合わせは毎日のようにあったそうです。実際、とりあえずホームページ(通販ページではありません)を作ったら、すぐに問い合わせから注文が入ったほどでした。

これはある程度知名度のあるお店だからこそではありますが、それにしてもこれからのビジネスでインターネットを無視するのは危険すぎます。

業界は待ってくれない

と言うのも、あなたがインターネット無しでビジネスすると決めたとしても、業界の競合が同じ選択をしてくれるとは限らないからです。

確かに既存のお客さんならインターネット以外でもコンタクトを取る方法はあるでしょう。でも、そのお客さん達が一生あなたのビジネスを支えてくれるとは限りません。

そうである以上、抜けていったお客さんの代わりに新しいお客さんを集める必要があります。その時、チラシや電話や営業だけで、インターネットのような飛び道具に対抗できるでしょうか。

今はまだ良くとも、今後絶対あなたの業界にもネットが侵略してくる時代がやってきます。だから、ネットを使わなくてもまだ新規集客できる今のうちに、お金と体力を使ってネット集客のシステムを作っておく必要があるのです。

そうすれば、少なくともネットを使おうとしない会社よりも前に出られることは間違いありません。

ネットを使わず廃業の道を歩むか、ネットに挑戦するか。決めるのはあなたです。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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