検索1位でもアクセスが集まらない罠

自宅のリビングより

データビジネスの姉歯です。

SEOで上手く行かない、と相談を受けました。

SEOで相談を受ける時は「検索順位が上がらない」「お客さんがどんな言葉で検索しているのか分からない」といった話がほとんどです。

でも、今回の相談は「検索で一位は取れたけど、参照数が増えない」という内容でした。

検索で一位を取るために色々調べて、一生懸命記事を書いて、ようやく一位を取ったのにアクセスが増えない。これはショックですよね。

でもこんなケースはよくあります。というか検索で一位を取れても、たいていの場合この結果になります。

というのも、よほど資金の潤沢な巨大企業でもない限り、検索で一位を取れるとすれば検索数の少ない単語だからです。

多くの人が検索に使う言葉は、いろんな企業がその言葉で一位になろうとしています。だから、競合がとてもたくさんいます。結果として、そのような言葉で検索一位になるのは簡単な事ではありません。

一方、あまり検索されない言葉は競合が少なく、比較的楽に一位を取れます。でも、そんな言葉で一位を取ってもほとんど意味はありません。

なにせそもそもその言葉で情報を探す人が少ないわけですから、いくら一位を取っても見てくれる人が少ないわけです。

検索で上位を目指す理由はウェブサイトへのアクセス集めです。だから、どの単語で上位を目指すかはしっかり考える必要があります。

中には「検索で一位を取らせますよ」と言って、ほとんど検索数のない単語を提案してくるSEO業者もいますので気をつけて下さいね。