ビジネスを潰す想像

想像上の痛みに恐れるな

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

上の子がまだ小さかった頃の事。歯医者さんに定期検診に行ったら、残念な事に人生初の虫歯が見つかってしまいました。

上の子は「痛い」ことがとにかく苦手。消毒もしみるエタノールは絶対にダメで、オキシドールしか使わせてくれません。

想像上の痛みが怖い

実際に痛いのよりも「痛いと思っていること」をされるのがダメなようで、インフルエンザの予防注射も打つ前から「痛い!」と騒いで大変です。

歯の治療も椅子に座るまでは頑張ったのですが、いざ麻酔を刺す段になったらもう大変!先生と歯科助手さん一人では足らず、受付スタッフまで駆けつけてなだめないと口を開けてくれない始末。

ようやく麻酔を打てたと思ったら、今度は歯を削る機械で大騒ぎ。ついには私も駆り出されて4人体制で治療する事に。。

たしかにアレは嫌な音ですが、実際に歯を削る前に「痛い!」と言って頭を動かして逃れようとするので、先生も最後まで手を焼きました。ほんのちょっと削るのに1時間かかってようやく治療は終わりましたが、本人だけでなく周りもぐったりです。

ほんのちょっと我慢するだけで簡単なのになぁとは思うものの、、実はこれ、大人も意外とやってしまいがちです。

ビジネスでも想像上の痛みは怖い

もちろん歯医者ではなくビジネスの話です。ビジネスで今までやっていなかった新しいやり方を試そうと思ったとき、たいていの人はとても腰が重くなります。

チラシを出してみる。ネットで通販をしてみる。飛び込みで営業をしてみる。どれも本当に簡単な事なのですが、やり方を知っていても「失敗したら嫌だ」「やったことがない」「うちの業界は違う」なんて理由をつけてやらないことがよくあります。

失敗が怖いなら失敗しても大丈夫なリスクに抑えてやれば良いだけですし、今やっていることの効果が下がってきているなら新しい挑戦をする必要があります。さらに、業界で使われていない方法なら成果を出せる可能性は高いでしょう。

逆に痛みの想像に負けて挑戦しなければ、確実にビジネスは悪い方向に行ってしまいます。

やったことがない事、難しいと思っている事、挑戦してみると意外と簡単かも知れませんよ?

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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