東松島の焙煎工房より
データビジネスの姉歯です。
うちの焙煎工房にはねこがいます。ここ数年でやってきたニュー・カマーで、茶色のとらねこ「むぎ」と、ぶちの「ぜんた」です。
むぎは模様と色が麦っぽいからむぎ、ぶちのやつは何でも全力でやろうとするので「全力太郎」でぜんたと呼ばれています。
で、こいつらが全然遊んでくれません。ぜんたがは小さいときは僕にも興味津々で付き合ってくれたのですが、いまは見るなり逃げていきます。
あの手この手を使ってもダメです。僕は実はねこの鳴き真似が上手いので、野良猫を引き留める程度のことは朝飯前なのですが、その鳴き真似をしても遠くからこっちを見るだけです。ダメか、、江戸家猫八師匠レベルまで極めないとダメなのか。。。
猫と販売の関係性
そんなこんなで最近はちょっと諦め気味だったのですが、諦めていると立ち止まらないまでもなぜか近くをスッと通っていったり、顔を見ても逃げ出さなかったり、ちょっと態度が軟化してきました。
かといって捕まえようとすると猫ダッシュで逃げます。
どうやったら仲良くなれるかなぁ、とあの手この手を考えていると、なんかこれ営業っぽいなと思えてきました。
いくらこっちが相手に買ってほしくても、相手が商品をほしがってなければ何をしてもダメです。相手がほしいと思っていない以上、無理矢理売れば押し売りですよね。
そんな相手には時間をかけて、買いたいと思ってもらえるまで待たないといけません。ただ待つのではなく、マーケティングを使って継続的にコンタクトを取り、関係を作りながら待っていれば、比較的早く買う気になってくれる事もあるでしょう。
じゃないと怒った猫みたいにシャーッ!と追い返されて悲しい思いをすることになってしまいます。僕もまだまだ、精進したいと思います。
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