印刷代の内訳

From:姉歯@DBm

福島県の道の駅より

印刷の見積をお願いすると、たいてい一式として金額が提示されます。

なので、印刷料金の内訳を知っている人は少ないと思います。今日は印刷コストの内訳について簡単に書いてみましょう。

印刷時の代表的なコストは以下の4つです。

  • 紙代
  • インク代
  • 版代
  • 印刷作業費

紙代はわかりやすいですよね。印刷する紙のコストです。用紙の種類によってかなり大きな変動があり、薄い紙よりも厚い紙、光沢のない紙より光沢のある紙の方がよりコストが高くなります。

インク代も想像がつくと思います。ただ、印刷コストの中でインク代はかなり少なく、実質的に無視しても良いくらいの金額しかかかりません。ただし、特色といって、通常のCMYKカラー以外に色を作って印刷しなければならない場合は別途料金がかかる印刷所が多いでしょう。

あとは版代ですが、これは印刷の方法によってかかる場合とかからない場合があります。オンデマンド印刷の場合は不要ですが、凸版印刷の場合は印刷内容を変更する度に版代がかかります。なので、実際に印刷を発注してから印刷内容を変える場合は版代を別途請求されるケースが多いでしょう。特に、何度も同じものを発注する予定の場合は注意が必要です。版代の発生を防ぐには、実際の印刷に入る前に入念にチェックを済ませることです。

印刷作業費は会社によっていろんな内訳があります。実際に印刷機を動かして印刷するわけですから、その分の電気代とか、人件費がここに入るわけですね。まぁ見積上でこの明細が明かされることはほとんどないとは思いますが。

その他に、本の印刷を頼めば製本費用がかかりますし、ラベルを頼んだ場合は抜き型の費用がかかることがあります。

この中で一番大きな費用がかかるのは、たいていの場合紙代です。最近の印刷所はかなりギリギリのところまでコスト削減をしていますので、印刷作業費は全体の中でかなり少ないケースが多いでしょう。

このため、印刷コストを下げたいなら、まずはもっと安い紙を使えないか交渉してみるのが一番です。特色インクを使っているなら、通常の色に変更するとさらに安くなるかも知れません。

見積内容が気になったら、印刷会社の人に相談してみてください。ちゃんとした会社なら、安く仕上げる方法も教えてくれるはずですよ。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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