選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
「長距離ドライブや高速で走ることってあまりないですよね? ならば乗り心地がよくてより経済的な電気自動車にしませんか?」
そんな広告を見かけました。言われてみれば確かに仕事でもなければ100km以上走る事はそんなにありませんし、高速にも乗りません。たまの家族旅行くらいなものでしょう。
それに、電気自動車はエンジンがありませんから、エンジンの音や振動がなく、静かで快適な乗り心地を実現できそうです。
もちろんガソリン高の今、経済的にも有利なのは間違いありません。
では、そんなに素晴らしい電気自動車の広告を出しているのがどこかというと、、実はこの広告、1920年のもの、つまり102年前の広告です。
100年前の広告が通用する理由
にもかかわらず、この広告は現代でも十分通じる内容になっているわけです。
技術の進歩は早くとも、何億年もかけてゆっくり進化してきた人間そのものの変化は急に早くはなりません。
だから、昔の成功した広告から学ぶべきものはたくさんあるんですね。
この広告は広告文をそのまま流用しても十分お客さんの欲求を駆り立ててくれます。
もっと言えば電気自動車という製品そのものではなく、それによってお客さんが手に入れるものにフォーカスして書いている、という点は現代の全ての広告で応用が利きますよね。
是非あなたも昔の大ヒットした広告を学んでみてください。使い古されたものだからこそ得られる学びがたくさんあります。
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