競合は誰か

東松島の事務所より

データビジネスの姉歯です。

チラシを作る時は競合が何かを考える必要があります。

同業他社の同じような商品というのは当然想定していると思いますが、実はそれ以外にも競合はたくさんあります。

「あなたの商品を買わない理由」は全て競合と考えるべきでしょう。例えば掃除機を売っているなら、他の掃除機だけではなく、ほうきとちりとりも競合ですし、ハウスクリーニングも競合になり得ます。

そう考えると、金額ではほうきとちりとりには勝てませんし、労力と隅々まで綺麗にするという点ではハウスクリーニングには敵いません。

でも「世の中には競合が一杯だ」と悲観する必要はありません。むしろ、競合分野が多ければそこからお客さんを連れてこれる可能性が高くなります。

競合を使って大きな利益を上げた例

例えば、カラーコンタクトを猛烈に売った会社がありました。その会社では、カラーコンタクトの競合を「美容整形」に据えて広告を展開したのです。

つまり、「カラーコンタクトは美容整形と同じように目元の雰囲気を変えることができる。でも整形のように大金はかからないし、安全上のリスクも低い。だからカラーコンタクトの方が優れている。」という広告をしたわけですね。

結果、この商品はカラーコンタクトなんか全く考えていなかった、美容整形を考えている層の客層を取り込んで売れたのです。しかも、整形との比較ですから価格もかなり高く、売上と粗利も大きかったと聞いています。

あなたの商品は他のどんな商品と同じ効果を持っていますか?そこを競合として戦略を変えることで、利益や売上が大きく伸びるかも知れませんよ。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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