商品そのものに課題はないか?

お客さんがほしいものを売ろう

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

前回まで、集客で気をつけるべきマーケット、メディア、メッセージについて解説してきました。

これらの全てに問題がないのに商品が売れない場合、商品そのものが課題を抱えている可能性があります。

特に、商品に自信があればあるほどはまりがちな罠があります。

それは「良い商品」と「お客さんが欲しい商品」は違う、ということです。

売り手は自分の商品の専門家です。だから、その商品の本当に重要な点をよく知っています。

このため、本当にお客さんのためになる良い商品は作れます。でもそれをお客さんが欲しいかどうかは別問題なのです。

売り手が「良い商品」と考えていても…

例えば「株式投資で破産しないリスク管理方法」と言われても、大半の人はそんなに魅力的には感じないと思います。

元々株式投資の世界からビジネスをスタートし、証券会社で取締役を務めていた方に招かれて講演をしたこともある私からすれば、これは最も重要で魅力的なメッセージです。

でも、ほとんどの人は「短期間で大きく儲かる銘柄の選び方」の方に魅力を感じるはずです。

このように本当に重要で価値あるものと、お客さんが欲しがるものは大抵ズレています。

あなたが高付加価値で魅力的だと考えている商品は、お客さんから見たら価値も魅力も感じづらい商品かもしれません。

もしそうだった場合、どんなにマーケット、メディア、メッセージを工夫しても売れるようにはなりません。

是非一度この目線から商品を分析してみることをお勧めします。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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