宮城大学の講義室より
データビジネスの姉歯です。
10月の23日、24日と東京の山手線で一部区間が運休していました。
山手線と言えば東京の大動脈です。休日とは言えこれが止まるというのは一大事で、JRは血眼になって告知をしていました。
にもかかわらず、当日はホームに並ぶ人が後を絶たず、駅員さんが何度も「このホームに並んでいても山手線は来ません!」とアナウンスする羽目になったそうです。
この話、ビジネスをしている人にとっては他人事ではありません。昨日は商品の内容が間違って伝わっていた結果商品が売れなかった、という話を書きましたが、そもそも商品が売れない最大の理由は「商品が知られていないから」です。
あの天下のJRが大金を投下して、ありとあらゆる手を使って告知したのに、それでもなお山手線の部分運休を知らない人がいたわけです。
それを考えれば、地域の中小企業がどれだけ告知をしてもしすぎるということはありません。
商品を買ってもらいたければ、全身全霊で商品を知ってもらうための活動に時間とリソースを費やしてください。それが売り上げを増やす一番の近道です。
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