自宅のリビングより
データビジネスの姉歯です。
ある人が法律の相談を持ちかけられたそうです。その人は法律の専門家ではなかったので、知り合いの弁護士を紹介しました。
それからしばらく経って、また違う人から相談を持ちかけられ、同じように弁護士を紹介したそうです。
そんな事が何年か続き、あるとき彼は別の弁護士と知り合いました。その後また相談を持ちかけられたとき、なんとはなしに新しく知り合った弁護士を紹介したのだそうです。
すると、知り合ったばかりの弁護士からはすぐにお礼の電話があったそうです。次の相談も新しい弁護士に紹介したところ、新しい弁護士からはまたお礼を言われました。
それ以来、彼は何年も相談者を紹介し続けてきた前の弁護士には一度も紹介せず、お礼を言ってくれる新しい弁護士に紹介をし続けているのだそうです。
以前の弁護士は別に腕が悪かった訳ではありません。ただ新しい弁護士はお礼を言ってくれた事だけが違っていました。
これはある本に載っていたエピソードです。本当にあった話かどうかは分かりませんが、それでもこの話が伝えたかったことはよく分かります。それは「お礼にはすごいパワーがある」ということです。
実際、お礼一つで変わる事はたくさんあります。商品を買ってもらった後のお礼の手紙一つでその後のリピート率がかなり変わりますし、初回面会後のお礼で二回目以降のアポイント成功率も上がります。
お礼、ちゃんとするようにしていますか?
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