選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
ここ数年、DX化という言葉をよく聞くようになりました。「デジタルトランスフォーメーション」の略で、ざっくり言うと「ビジネスをデジタル化しましょう」くらいの意味合いです。
錦の御旗みたいに言われていますが、実態はそう大したものではないわけですね。
大げさなデジタル化はいらないけれど・・・
こんな内容なので、中小企業や個人事業主にとっては関係ないだろう、と思ってる方もけっこういらっしゃいます。
確かに、経費精算システムを入れようとか、業務管理システムを使おうとか、顧客管理をAI化しよう、みたいな話なら小規模ビジネスには何の関係もありません。
でも、小規模ビジネスでもデータ化すると見えてくるものはあります。
それは自分たちにとって最も重要なお客さんはどんな人なのか、ということです。
顧客データだけは管理しておこう
トップ5%くらいの明らかな常連さんなら、わざわざデータを取らなくてもわかります。でも、これから最上位の顧客に育っていく方々は意外と見えていない事が多いのです。
何回買ってくれたお客さんはその後も買い続けてくれる可能性が高いのか、そしてその回数まで買ってくれているお客さんは誰なのか。
もっと言うとどこから集客したお客さんが売上を作ってくれているか、どの商品を買うお客さんが利益をもたらしてくれているかというのも、データ化しないとわかりづらい部分です。
このあたりが明確になれば、自社にとってどんなお客さんが重要かがわかります。自社に利益をもたらしてくれるお客さんがわかれば、そのタイプのお客さんを集めれば利益は大きく伸びますよね。
大げさなデータ化は入りません。でも、誰が、いつ、何を買ったのかといったデータはデジタル化しておく事をお勧めします。
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