選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
あなたとお客さんの関係性は何ですか?
こんな質問をされたとき、ほとんどの経営者は「売り手と買い手」とか「企業と顧客」と答えます。お客さんとの距離感が近いビジネスだと「友達のようなもの」とか、濃い趣味のビジネスだと「仲間や同士」なんて答えになることもあります。
これはどれも間違った答えではありません。
重要なのはその関係性を狙って作っているかどうかという点です。
お客さんとの関係が変わるとビジネスが変わる
例えば「企業と顧客」よりは「友達のようなもの」と認識してもらえた方が、距離感が近くなってより多くの商品を買ってもらえる可能性が高いですよね。
私は大学の教員をしながらコンサルタントをしていますが、時間単価を考えると教員としての仕事は正直おいしくはありません。
それでもこの仕事を続けているのは、お客さんから「専門家」や「先生」として見てもらえるからです(もちろんそのほかにも最新の情報が手に入るとか、次の時代を作る若い人たちの感性に触れられるとかもありますが)。
専門家や先生として見てもらえれば、発信する情報を信じてもらえるようになります。一般的に、買い手は売り手の言うことを信じてくれませんので、信じてもらうハードルが下がるというのは破格の条件な訳ですね。
関係性を意図的に作り上げよう
是非おあなたも客さんとの関係性をどう作るか考えてみてください。
あなたがあなたの商品分野の専門家として認識してもらえれば、お客さんとより早く信頼関係を結べますし、さらに友達や仲間のような関係性になれば、お客さんとより長い関係性を作れ、ビジネスが安定します。
コメント