200g1万円のコーヒーが売れる理由

1万円のコーヒーが売れる理由

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

ちょくちょくお話には出していますが、私はコーヒー販売のビジネスも経営しています。

そのビジネスで、200gで1万円のコーヒーを販売したことがあります。

日本の家庭のコーヒーに対する年間平均支出は9,000円くらいなので、200g(20杯分)で一般的な家庭でコーヒーに使う1年分以上の価格がついているこのコーヒーは飛び抜けて高価なコーヒーなのは間違いないでしょう。

一般的には高い商品なんか売れないと言われていますが、このコーヒーは生豆5kg分を1週間かからず完売してしまいました。

高額な商品が売れないのは価値を伝え切れていないため

このとき販売したコーヒーはそもそもの生産量が少なく、大富豪でもお金を積めば飲めるというコーヒーではありません。なので、200gで1万円という金額は、実はとてもリーズナブルな価格です。

重要なのはこの情報をちゃんとお客さんに伝えたことにあります。

つまり「200gで1万円のコーヒー」だと「高い!」と感じるわけですが「大富豪がいくらお金を積んでも飲めない、特別に貴重な美味しいコーヒーが200gで1万円」だったら、高いとは感じないわけですね。

高額な商品を販売するとき、お客さんに「高い」と言われてしまう最大の原因は、お客さんに商品の情報をちゃんと伝えていないことにあります。

商品価値を正しく伝えれば、お客さんから高いと言われる可能性を減らせます。付加価値の高い商品を販売するときにはこの事を頭において販売戦略を作る事をお勧めします。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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