「良いもの」と「欲しいもの」は違う

良いものより欲しいものを提供使用

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

この商品、とても良いものだし、お客さんのためになるからきっと売れるに違いない!

そう思って売り出した商品があまり売れない、なんて事がよく起きます。一方で「これは確かにキャッチーだけど、そこまで良い品ではないんだよな」というものが大売れしたり。

真面目な人ほど陥る罠

実はこれ、お客さんのためを思って真面目な経営をしている人ほど経験します。

というのも、真面目な人は「お客さんにとって本当に良いもの」を売ろうとするからです。言い換えればお客さんにとって本当に役に立つもの、本当に価値のあるもの、本当に必要なもの、とも表現できます。

私たちは商品の専門家なので、お客さんが本当に必要としているものが分かります。でも、お客さんは商品の専門家ではありません。だから、お客さんが欲しいと思っているものと、必要なものは往々にしてズレているのです。

SNS集客で本当に必要なものと、売れるもの

例えば私は集客の専門家として「SNSで集客したい」というお客さんにとって、本当に必要な事は「SNSからリスト登録してもらい、お客さんの教育をするファネルを作る事だ」と知っています。

でも、ほとんどのお客さんはそんな事は求めておらず、単純に「SNSのフォロワーを増やす方法」を求めています。

だから、私は最初に買ってもらう低単価商品として、本質的にはそんなに価値が高くない「SNSでフォロワーを増やす方法」を提供し、その後本当に売上に繋がる「リスト管理とファネルの構築方法」を提供することにしています。

きっとあなたもあなたの商品の専門家のはずです。だから、お客さんにとって本当に必要な事を知っていて、一生懸命それを売ろうとして苦労していると思います。

そうではなく、最初は「お客さんが欲しいもの」を売ってください。その後コミュニケーションを重ねる中で本当に必要なものを伝え、それを提供すれば良いのです。

是非「お客さんが何を欲しがっているのか」探してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

アフターコロナの地域経済を生き残る経営戦略講座

「スモールビジネスがお金を掛けずに集客する6つの方法」をプレゼント

消費者の行動が従来と大きく変化したコロナウィルス開けの経済状況下で、地域の中小企業が売上を安定させ、利益を拡大する方法について8本、合計180分の動画で学べる講座です。お名前とメールアドレスだけで無償でお申し込み頂け、いつでも登録解除できます。今ならamazonで販売中の電子書籍「スモールビジネスがお金をかけずに集客する6つの方法」のpdf版をプレゼント中です!

この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

コメント

コメントする

目次