自宅のデスクより
データビジネスの姉歯です。
伝わる広告にするには漠然とした内容ではなく、誰か特定の一人に向けた内容にするべきです。でも、これって初めてやるときはとても怖いはずです。
広告って大きなお金がかかりますよね。できればそのお金はなるべく早く回収したいと考えるのが経営者です。そして、早く回収するには広告でより多くのお客さんを集める必要があります。
にもかかわらず、私は多くの人向けではなく、特定の人向けに広告を作ろうと言っているわけです。特定の人に向けた広告にしたら、その人以外買ってくれないのではないか?と心配になりますよね。
確かにこれはその通りです。誰か特定の人に向けた広告をすると、広告の母数としてのターゲットは少なくなります。でも、その方が割の良い広告を出せるのです。理由は次の二つです。
ターゲットを絞るべき二つの理由
- ターゲットを絞らないと、メッセージが弱くなる
- 広告を出すターゲットを狭められる
まず、メッセージが弱いと反応する人が減ります。何度かお伝えしていますが、広告は見る人が「自分事」に感じてくれないと読んでもらえません。結果として、たくさんの人にぼやけたメッセージを伝えるよりも、少ないターゲットにはっきり刺さるメッセージを伝えた方がより多くのお客さんに来てもらえる可能性が高いのです。
もう一つは簡単で、そもそもターゲットが少ないなら、そのターゲットだけに絞って広告を出せば良いのです。ウェブ広告ならこれは簡単で、特にfacebookを使うと年齢、性別、家族構成、居住地域といった条件で絞り込めます。女性だけがターゲットの広告なら、女性に絞って広告を出せば、費用は半分で済みますよね。
ポスティングも会社によっては「戸建てのみ」「賃貸アパートのみ」という絞り込みができます。もし自分やスタッフがポスティングするなら、「庭の広い家」とか「車を複数台持っている家」「昼間誰もいない家」のような条件で絞ってポスティングすることもできます。
このように、ターゲットを絞ることで広告に反応してくれる人を増やし、さらに広告費を抑える事ができるわけです。
余談ですが、実際にターゲットを思いっきり絞った広告を出してみると、それ以外の全くターゲットにしていなかったような人が商品を買ってくれる事が意外とあります。なので、実際はターゲットを絞ってもそこまでお客さんは減りません。
是非あなたもターゲットを絞って広告を出してみてください。
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