自宅のリビングより
データビジネスの姉歯です。
広告の恐怖を克服すれば、売上は簡単に増やせます。
そのためには次の三つを身につける必要があります。
- 広告の効果を測定できる仕掛け
- 高い収益を出せる商品の販売戦略
- 成約率の高い広告
このうち、前回は広告の効果を測定する方法についてお伝えしました。広告の効果が分かれば、広告投資に対してどのくらい利益が出ているのかが分かります。
この仕組みがあれば「儲かっているかどうか分からない」という恐怖から解放され、広告のハードルは下がります。
しかし、計測した結果、結局赤字では意味がありませんよね。今日は広告で赤字を出にくくする方法の一つである「高い収益を出せる商品の販売戦略」についてお伝えします。
広告を使って利益を出すための基本的な考え方
といっても、これはそんなに難しい事ではありません。まず、全ての販売で利益を出さなければならないという間違った常識を捨てることです。
「販売=利益を得る」という構図を作るには、初回の販売で広告費を回収して利益を出さなければいけません。
これは不可能です。
どんなに効率の良い広告の出し方をしても、広告を見たお客さんが一回目の購入で広告費を回収してあまりある利益を出してくれる、なんてことはほとんどありません。
でも、2回目、3回目の購入で得られる利益を合わせれば広告費を回収するのは簡単です。
つまり、「広告を見て商品を買ってくれた方から一定期間内に利益を回収できる商品構成」を考えれば良い訳です。
初回購入のハードルを下げよう
2回目、3回目の購入で利益を出せれば良いと考えれば、1回目の購入では無理に利益を出す必要はありませんよね。
つまり、初回購入は思いっきりハードルを下げて、買いやすい価格設定にできます。
買いやすい商品を売るなら、広告費自体もかなり低く抑えられます。
初回購入で利益を得なくても良いと考える事で、2回目、3回目の購入で利益を出しやすくなるわけですね。
そのための販売戦略として、例えば初回はすぐに消費してもらえる「お試しセット」を格安で提供して、2回目以降のまとめ買いに誘導する、という方法があります。
商品構成自体もそれを前提に作っておけば、広告を使って簡単に利益を出せるようになるわけです。
次回は広告で赤字を出しにくくするもう一つの方法についてお伝えします。
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