選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
ピーター・ドラッガーが言ったとされている言葉に「マーケティングの目的はセールスを不要にすることだ」というものがあります。
この言葉をうけてマーケティングをやっていればセールスをしなくて良いのだ、と考えている方を時々見かけます。
もっと言うと、セールスをしない言い訳としてこのドラッガーの言葉を引用する人もいるくらいです。
でも残念ながら、よくよく調べてみるとドラッガーはこの発言をしていないようなのです。
セールスは必要だし、やればやっただけ確実に売上が増える
彼の日本語訳の本を隅から隅まで読んでもこの文章は出てきません。ちょっと似た言葉は出てきますが、「セールスを不要」とまでは言っていないのです。そしてそれすらも日本語に訳されるときにこの形になっただけでしょう。
つまり、マーケティングをやっていてもセールスは必要なのです。
しっかり設計されたマーケティングを行えば、セールスをしなくても多少は売上が上がるのは事実です。でも、マーケティングをした上でセールスもした方がもっともっと大きな売上が作れます。
是非セールスも学んでみることをお勧めします。
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