ブラックフライデーセールをやってはいけない理由

ブラックフライデーの罠

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

前回、値引きをするには理由をつけようという話を書きました。

理由もない値引きを繰り返すとお客さんは「次回のセール」を狙って商品を買うようになるため、利益が残りづらい訳です。

そういう意味では「ブラックフライデー」とか「初売り」という一般的に行われるセールをするのもあまりおすすめできません。これは開催日がわかっているので、お客さんの買い控えを誘発する危険性があります。

実際、私は間もなく開催されるamazonのブラックフライデーセールに向けて欲しいものリストをガンガン増やしています。

大手のセールには利益が減らない仕組みがある

大手がやるなら自分たちもやるべきでは、という意見もあると思いますが、実は大手通販サイトのブラックフライデーや初売りは、ほとんどの場合サイト運営者の利益は減りません。

その代わり、セールに参加した出店者さんの利益が削られてしまうんですね。よく見て頂くと、セールに参加しない売り手も多いのが分かると思います。

実店舗の場合はブラックフライデーに向けて事前に大量仕入れを起こし、その分仕入れ値を下げてもらうことで利益を確保しています。

つまり、中小の企業が「他がセールをやっているからうちも」と安易な考えで大きなセールに乗ると、ただ利益を削って終わってしまう可能性が少なくないのです。

セールをするなら、十分な利益を確保できるかどうかをじっくり検討することをおすすめします。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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