事業が回る仕組みを作る

From:姉歯@DBm

事務所の休憩スペースより

先週木曜日は顧客生涯価値の計算方法について解説しました。

先々週紹介した顧客獲得コストよりも顧客生涯価値が高ければ、事業は伸びるのでしたね。

でも、「そんな簡単にいくものか!」と感じた方も多いと思います。商品の性質上3ヶ月では商談が決まらないものもあると思いますし、1回買ってもらったら次の商品なんてない、というビジネスもあるでしょう。

一方で、このモデルでビジネスを回している人たちはたくさんいます。彼らは安心して広告費をかけられるため、どんどん事業を大きくしています。それに、事業が大きくなっても「顧客獲得コスト<顧客生涯価値」となる仕組みを拡大したり増やしたりするだけなので、シンプルに事業を拡大できています。

彼らは「そんな事はできない」とは考えません。黙って自分のビジネスを「顧客獲得コスト<顧客生涯価値」モデルに当てはめるにはどうすれば良いか考え、実行し続けています。

簡単ではないにせよ、できることには違いありません。例えば家を売るケース。家はすぐに売れるなんて事はないと思います。でも、一般的に利益率が大きいため、少し長いスパンでコスト回収を考えても問題ありません。

広告費は家を売ったときにある程度回収し、その後定期的にコンタクトを取り続けてリフォームやメンテナンスで追加の利益を出す、というモデルが考えられます。新築の家をリフォームなんかしないだろうと思うかも知れませんが、家は住んでみて初めて自分に合わせて改修したいというニーズが出てくる事も多いので、その需要を狙えば比較的早く追加利益を出せる可能性があります。

水道の公共工事を中心にやっていた会社で、このモデルを導入するために民間の水道工事を受け始めた、というところもあります。

うまく行っている人は、とにかくあの手この手を使って自分のビジネスをこのモデルに合わせる努力をしています。

確かに簡単ではありません。でも頑張る価値はあると思うのですが、いかがでしょうか。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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