ワクチン開発と会社経営の共通点

ワクチン開発と経営の共通点

自宅の自室より

データビジネスの姉歯です。

文部科学省が国産ワクチン開発のための拠点大学整備に向けて準備を進めているようです。来年度予算で65億円を概算要求するとニュースになっていました。

国産のワクチンができること自体は嬉しいのですが、ちょっと遅きに失した感はありますね。少なくともこの予算でコロナウィルスのパンデミックにすぐ効果のあるワクチンが出てくる事はないでしょう。

ワクチン開発のような時間がかかる研究は、費用対効果が分かりづらくてもずっとやり続けなければいざというときに成果を出せません。今すぐ使える国産ワクチンがないのは、これまで基礎研究費を削ってきた結果と言えるでしょう。

でも今整備しておくことで今後何か起きたときに対処できる可能性は高くなります。コロナウィルスほどの影響はありませんでしたが、SARS、鳥インフルエンザなど、ここ20年だけでも何度か感染症の危機はありました。

その意味ではいつ次のパンデミックがやってくるかは分りません。そのために備えるのは大事な事ですよね。

経営も似たようなものです。

経営もワクチン開発と同じ

お客さんと信頼関係を築くための活動は、直接売上には繋がりません。毎日メールを書いたり、毎月お手紙を出したりとむしろ手間とお金を消費し続けます。

でも、そうやって時間をかけてお客さんと築き上げた信頼関係は、いざというときにビジネスを助けてくれます。

実際、コロナ禍でも既存顧客と信頼関係を築いてきた会社は安定してリピートで売り上げを作れています。

遡れば、リーマンショックの時も、3.11の時も同じでした。

感染症と同じように、ギリシア危機、イギリス危機、ドバイ・ショックなど、振り返れば小さな経済危機は何度もやってきていて、いずれもたまたま大きな危機にならずに済んだだけです。

次の機器に向けて対策を今整えるか、それとも放置するか、決めるのはあなたです。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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