値下げするなら理由を明確に!

値下げには理由が必要

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

値下げには必ず理由が必要です。

例えば「初回限定」「夏のスペシャルセール」「特別なお客様だけのキャンペーン」などです。

もし理由なく値下げをすると、お客さんは「前にも値下げして売ってたから、次に値下げされるまで待とう」と判断するようになり、定価で商品が売れなくなってしまいます。

これで大失敗したのがミスタードーナツでした。

100円セールの大失敗

以前、ミスタードーナツは100円セールを頻繁にやっていたのを覚えている人もいると思います。

少なくとも何ヶ月かに1回、もしかしたら毎月やっていたかも知れません。

その結果、100円セールの時以外に商品を買うお客さんが減ってしまい、利益率が大きく悪化しました。

今はそれを何とか払拭しようと100円セールをせずに頑張っているわけですが、未だに安いときに買おうという消費者の意識は変わっていません。

実際、この記事を書くためにGoogleで「ミスタードーナツ 100円」と検索しようとしたところ「いつ?」というのがサジェストされました。それだけこの検索ワードで探す人が多いということです。

値下げをするなら必ず理由を説明しよう

値下げをやってはいけないわけではありません。

新規顧客の獲得や、呼び戻し、脱落防止など、購入のハードルを下げた方が上手く行くケースはあります。

でも、そうするときでも必ず「理由」をつけ、お客さんに「あそこは値下げして売る事があるからそれを待とう」と思われないようにしておく必要があります。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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