東松島の印刷工房より
データビジネスの姉歯です。
石巻商業高校で先生をしてきました。
商業高校らしく市内の大型店舗で販売実習があるそうで、そこに向けてどうやって売り上げを作れば良いか学びたい、というのが学校側の希望でした。
同時に、提案して頂いていたビジネスサポートセンターとしては創業について話してほしいという依頼もあったため、創業と販売を絡めた話をしてきました。
僕は先生っぽくないとよく言われます。でも逆にこれがウケたみたいで、授業は盛況のうちに終えられました。
お金の価値観と収入の関係
その授業の中で「お金持ちは市場に価値提供している良い人達なんだ」という話をしたのですが、どうもピンと来ていない子もいたようです。
というのも、日本人には「お金は汚いものだ」と考えている人が多いからです。実際、高校生に「お金はきれいか、汚いか」という質問をすると、八割近い生徒が「汚い」と答えるという調査結果があります。
個人がお金についてどんなイメージを持つのかは自由ではありますが、この「お金は汚い」という考えのせいでお金が稼げない人も少なくありません。
何せ汚い物だと思っているわけですから、それを集めることに対して抵抗感を感じてしまうんですね。結果としてその考えは「値段を上げられない」とか、「売り込みができない」といった行動に表れ、お金を稼ぐ邪魔をするのです。
現代社会において、お金は価値の媒介手段です。金額が高いということは価値が高いということであり、お金を一杯持っているということはそれだけ世の中に価値を提供してきた事の証明です。
是非お金を稼ぐことに胸を張ってください。そうすればお金はもっとあなたの元に集まるようになるでしょう。
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