勉強は実践の後で

講義の様子

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

今年も宮城大学で非常勤の教員をさせてもらうことになりました。

教えるのは大変ですが、毎年色々な学生に出会えるので楽しみでもあります。学生の中に毎年普通に登録者数万~数十万単位のyoutuberがいたりするなんて、多分普通に会社員をしていたら想像もしない事でしょう。

講義していると感じるのが、必修とそれ以外の科目でけっこう温度差があるな、という事です。

必修の科目にはあまり熱い学生はいないのですが、選択の科目になるとみんな熱心に取り組んでくれる事が多いようです。

私が担当している選択科目は単位も出ない特別講義なので、本当にやる気のある人しか集まらないという事情はあるのですが、、この背景にあるのは必要性の差です。

人間、必要な事は必死にやる

必修の講義は「単位がもらえるし、卒業要件に入っているし、いつか使うかもしれないから受けておこう」というのが基本的なスタンスです。でも、選択科目の場合は「受ける必要があると思うから受ける」というスタンスになります。

当然、結果として得られるものには大きな差があって、選択科目を半年受けた学生さんはそれなりの成果物を提出してくれます。

実はこれ、昨日お伝えした「まずはやってみた方が早い」という話とつながっています。

というのも、実践の前に勉強すると「必要かもしれないから学んでおこう」という考え方になります。結果、学習にいまいち熱が入らず、効率も上がりません。

でも、実践してみた後で「これが足りないから身につけなければ!」という意識で学べば、学習にも熱が入りますし、必死に覚えるので効率も良くなります。

これがリスクを無視してでも先に取りかかるべき最大の理由です。もし今何か学んでいて、それがいまいち進まないようでしたら、それに関することを実践してから学び直して見て下さい。あっという間に覚えられますよ。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 確かに、社会に出てなんとか10年経過しますが、改めて大学(や大学院)で学びたいと思いますね。

    • コメントありがとうございます!
      後から「あれ勉強しとけば良かった…」ってたくさん出てきますよね。
      卒業してから100万円単位で勉強にお金使ってます。

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