猫好きと猫アレルギーの話

自宅のリビングより

データビジネスの姉歯です。

僕の一家は猫派です。完全に猫派です。ちなみに僕の猫の声マネは野良猫を振り向かせられます。

・・・さておき、今僕が住んでいる家では猫が飼えません。なので、うちの一家は猫を飼っている実家に帰るのをとてもとても楽しみにしているわけです。特に子ども達は帰る度に少しずつ縮まったり遠ざかったりする猫との距離感を楽しんでいるみたいです。

そんなわけで、この春コロナウィルスで学校が休みになってしまった時、一週間実家に泊まる事になった子ども達は大喜びでした。

ところが、一週間のお泊まり日程の終わりにお迎えに行ったところ、なんだか体がかゆいと言うではありませんか。実家は田舎で周りに杉の山が多いし、僕も花粉症です。だから子ども達も杉アレルギーかな、と思ってアレルギー検査をする事にしました。

すると、杉はそんなでもなかったのですが、なんと猫アレルギーの数値が出ているではありませんか!確かに様子を見ていると、実家から猫のいない家に帰ってきてからはそんなに痒いと言っていません。

かわいい子供達に厳しい現実を伝えるのはだいぶためらいましたが、言わないわけにはいきません。なので、正直に体がかゆいのは猫のせいで、猫と遊ぶのはやめた方が良いと伝えました。

すると案の定子ども達は半分涙目で「ちがーう!」「かゆくならないー。」「あんなかわいいのにそんな事ない」と大暴れ。でも現実は現実ですから、これから時間をかけて納得してもらうために頑張らなければいけません。

ビジネスでも受け入れたくない現実が現れることはよくあります。店舗をやっていて、近くに強い競合が現れたり、自社より良い製品をもっと安く売る業者が現れたり。コロナウィルス騒ぎなんてまさにその良い例でしょう。

猫アレルギーなら無視しててもちょっと痒いくらいですが、ビジネスでは最悪会社の経営が立ちゆかなくなってしまいます。嫌な現実が発生しても、それを受け入れて適切な対処をしてください。

コロナウィルスで業績が下がっているなら、今回のような騒ぎに耐えられないビジネスモデルが限界を迎えている可能性があります。ならばこれまでのビジネスモデルを変える必要がありますよね。

その対処が早ければ早いほど経営への影響は小さくて済みますよ。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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