ビジネスを成長させたければ目の前の利益を捨てなさい

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

ビジネスをやっていると、板挟みの状態になる事がよくあります。

ほとんどの場合、利益と何かの板挟みになることが多いでしょう。

例えば顧客サービスと利益、新規顧客獲得数と利益、顧客のリピーター化と利益、といった具合です。

サービスを手厚くすれば利益が減りますし、新規獲得のために集客コストをかければ利益が減る。リピーターを作るための顧客フォローを始めると、そのためのコストがかさんで利益が削られる、というわけですね。

実はこれ、本当はどちらも両立します。

確かに目の前のお金は失っているけれど…

正確には、サービスを手厚くすると目の前の利益が減って、集客投資をすれば手元の利益が減る。顧客フォローをすると短期のキャッシュフローが悪くなる、というのが正解です。

もちろん、ただ利益を減らしたくて活動をする人はいません。

つまり言い換えれば、目の前の利益を削ってでもサービスを手厚くすることでリピートを増やし、後々の利益を増やす。

手元の利益の一部を集客投資に回すことで長期的に見た利益を改善する。

短期のキャッシュフローを多少犠牲にしてでも顧客フォローをすることで優良顧客を育ててビジネス基盤を安定させ、長期的に大きな利益を稼ぎ出す仕組みを作る。

というのが正解な訳です。

ビジネスは利益を先延ばしにする戦略を使える人が長期的に成功します。

あなたは目の前の利益と長期的な利益、どちらを追いかけていますか？