すごく良い商品が売れない理由

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

ビジネスをしているとすごく良い商品や素晴らしいサービスに出会うことがあります。幸いにして、それを自社で扱える機会に恵まれるケースもあるでしょう。

でも実際に扱ってみると、「すごく良い商品なのに売れない」「お客さんがサービスの良さをわかってくれない」という悩みに直面するケースも少なくありません。

この場合、本当は商品やサービスの品質が悪かったのでしょうか？

そんな事はありません。あなたの目にかなった商品やサービスが悪いわけがないのです。

にもかかわらず売れていかないのは、お客さんとあなたの間に知識のギャップがあるからです。

ほとんどのお客さんには商品の良さが理解できない

あなたはあなたの扱う商品の専門家ですよね。何年もその商品を扱っていたり、こだわりを持って商品の隅々まで学んでいたりするはずです。

だから、誰かに詳しく説明されなくても「良い商品」のどこがどのように良いかも手に取るようにわかります。

でも、お客さんはあなたと違って商品の専門家ではありません。結果として、他の商品やサービスと比較しながら、細かい知識をあれこれと学んで初めてあなたの商品が良いものだと気づけるようになります。

つまり、良い商品や良いサービスが売れていかないのは、お客さんにその商品を理解するだけの知識量が足りていないからなんですね。

良いものを売りたければ、その価値そのものではなく、その価値を理解するための下地をお客さんに伝えてあげてください。

そうすればお客さんは自分の判断であなたの良い商品を買ってくれるようになり、無理な売り込みをする必要も、高いと文句を言われることもなくなります。

手間暇はかかりますが、良い商品は単価も高いため、大きなリターンを手に入れられますよ。