選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
昨日はコーヒー販売でマルシェに出店していました。午前中から夕方まで、販売ブースに立ってコーヒーを淹れ、商品の販売をしながらお客さんの声を聞くお仕事です。
たまに、マーケティングをする人がそんな事をしなくても、なんておっしゃる方がいるのですが、それはマーケティングを完全に誤解しています。
「良い商品なのに売れない」状態が発生する原因
すべてのマーケティングはお客さんからスタートします。
お客さんの声を聞き、お客さんの求めているものを知り、お客さんを本人よりも深く理解することがマーケティングのスタートなんですね。
これをしないまま商品を作ったり、プロモーションを始めたりしてしまうと、お客さん側から見たときに何が良いかわからない商品ができあがります。
もちろん、売り手は良い商品を作ろうと思って一生懸命開発をします。結果「良い商品なのに売れない」という状況が発生するんですね。もしそんな状態になってしまったら、お客さんが何を求めているかを知れば打開できる可能性があります。
年商11兆の社長はその辺の主婦に話を聞きに行く
世界的にマーケティングが上手いと言われている会社にP&Gがあります。USJをマーケティングで立て直し、日本最高のマーケッターとして知られている森岡さんもP&Gの出身です。
P&Gでは社長の業務に「顧客の声を聞く」というものがあります。
年間11兆を売り上げる会社の社長が、顧客の声を聞くために、その辺の主婦を訪問するのです。
もちろんそんなに頻繁にはやらないと思いますが、それでも社長が顧客の声を聞きに行っていることは事実です。
顧客理解とはそれほど重要なことなのです。
これをちゃんとやっているからこそP&Gは11兆も売れているとも言えるでしょう。
是非あなたもお客さんの声に耳を傾けてください。想像もしなかったような意見が聞けるはずです。
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