自宅の自室より
データビジネスの姉歯です。
暑くなりましたね。
仙台は先週半ばまで雨や曇りの天気が続いていましたが、梅雨明けと同時に強烈な日差しが差すようになり、連日30度を超えています。
こんな天気になると、毎年エアコンの設定温度の話が出てきますよね。
クールビズ+エアコン28度で夏を乗り切りましょう、というやつです。
これ、確かに一定以上の規模の会社だと電気代の節約効果はあるでしょう。でもそれ以上に社員の生産性が下がる危険性があります。
というのも、人は全ての行為に対して平等に力を消費するからです。
我慢すると仕事に使える力が減る
わかりやすく数字で表現すると、例えば仕事に使える力が10あったとすると、我慢をすることによってその10のうち1の力を使ってしまう訳です。
不快感が増え、にじんだ汗でデスクが濡れたり、書類を汚したりするとその処理にも力を使いますし、何より一々集中力を削がれます。
これでは仕事の効率は上がりません。実際、2004年には早稲田大学から「28度に設定されたオフィスでは生産性が6%落ちるという」という研究結果が出ています。
これ、エアコンの温度設定だけに限った話ではありません。
どうしても苦手な事を我慢してやったり、嫌なお客さんと我慢して付き合ったり、大口顧客からの無茶な要求を我慢してのんだりしていると、どんどん仕事の生産性が落ちていきます。
是非あなたの仕事から「我慢」を減らしてください。今よりずっと気持ちよく、より多くの仕事をこなせるようになります。
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