選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
「商品がなかなか売れない」という相談を受けます。
実は売り上げが伸びない理由の一つはこの相談の文言にも現れています。
よく見てみてください。「商品が売れない」という表現は、主語が商品ですよね。つまりこの表現は商品が自分の力で勝手に売れてくれる事を期待した文章なのです。
この表現を使いたくなる背景には、商品を売り込む=お金を稼ぐという活動が何か悪いものだ、という漠然とした忌避感があります。
お金に綺麗も汚いもない
実際、日本の高校生を対象にした調査で「お金は汚いものだ」と考えている人が9割を超えている、という結果が出ています。
商品を自信を持って売り込めない、ひいてはビジネスが成功しない最大の理由がこれです。
人間、誰も悪者になりたいとは思いません。みんな明日は今日より少しでも良い日にしたいと願っています。だから、心のどこかで罪悪感を持っている「お金を稼いで成功する」という目標に向かって、全力で努力できるわけがないのです。
お金は価値の媒介です。お金をたくさん持っているということは世の中に対してたくさん価値を提供した証です。是非お金を受け取ることの罪悪感をなくしてください。
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