最悪を考えれば怖くない

石巻のセミナールームより

データビジネスの姉歯です。

ここ数日、何事もテストと考える、というやり方についてお伝えしてきています。全てをテストと考えれば失敗はありませんし、行動の結果を計測しておけば、どれが一番成果が出るのかを判断できます

それでも怖くて行動できない時は、自分の行動の結果発生する最悪の事態を考えてみてください。

あなたがこれからやろうとしていることを実際に始めたら、命を取られる可能性がありますか?破産して一家離散してしまう可能性がありますか?あなたが絶対になくしたくない、大事なものを失う可能性がありますか?

たぶん、ほとんどの人はそんな深刻な状態にはならず、許容できる範囲のリスクに収まると思います。

大きすぎるリスクはコントロールしよう

もし許容出来ないリスクがあることが分かったら、リスクを抑えることができないか考えてみてください。

前々回お伝えしたように、新製品の開発も、まずは他社から似たような商品を仕入れて販売してみれば、リスクを抑えて売れるかどうの判断をできますよね。

実際、私のコーヒー販売のビジネスはそんな形で始めました。販売する仕組みを用意して、懇意にしているコーヒー店からコーヒーを仕入れて販売のテストをしたんですね。

このとき最悪のシナリオは、全くコーヒーが売れず、決済システムの使用料5万円が無駄になることと、そのための時間が取られるということくらいでした。

はじめは仕入れなので利益率は満足のいくものではありませんでしたが、テストの結果売れるということはわかりました。その後コーヒーの製造に必要な設備を整えて利益率を改善し、今は月産1,000パック以上を販売しています。

もしどうしてもリスクを減らせないようなら、その時はじめて挑戦をやめるかどうかを真剣に考えればよいのです。

是非あなたも最悪を想定してみてください。そうすれば、きっと心軽く新しい行動を起こせるようになるでしょう。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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