監視を付けて生産性が3倍になった理由

集中したいなら集団の中に身を置こう

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

Meta(facebook)のエンジニアが「アシスタントを雇って1日16時間の監視を1ヶ月間やってもらったら生産性が3倍になった」という話をブログに投稿しています。

https://simonberens.me/blog/i-hired-5-people/

これ、あるあるです。

特に一人で仕事をしている場合、よほどの人でなければ集中して仕事を続けるというのはかなり難しい事です。実際、私も自室で作業をしているといろいろなものに注意が散ってしまい、明らかに生産性が落ちます。

一方で週に1回3時間、クライアントさんとzoomでつないで仕事をする時間を取っています。元々はクライアントさんが仕事をしている中で分からないことがあったらいつでも質問できる時間として用意しているのですが、ある意味これはお互いに監視している状態でもあります。

実はこの3時間の生産性が丸々一週間の生産性に匹敵するケースがあります。

さすがにセミナーやコンサルティングのセッションがなく、一週間ずっと自分の仕事をしている時は別です。でも大学での講義、コーヒー製造、セミナーや外でのアポイントがたくさん入っている週は3時間の仕事がその週のアウトプットの大半を占めるケースもあるのです。

Metaの人や私がそんな風になってしまう理由は明確で、人間は一人だとついつい怠けてしまう生き物だからです。

その原因は脳の構造にあります。

人間の構造上怠けるのは仕方ない

人間の脳にとっての最優先事項は「生きる事」です。

そのためには外敵から身を守り、食糧を確保し、安全な場所を手に入れる必要があるわけですが、現代人にとってこれらを手に入れるのはそう難しい事ではありません。

むしろすでに足りている人がほとんどでしょう。

そうなると、次に脳は体に溜めたエネルギーを消費しないようにして命を守ります。これは狩猟採集で生活していた時代、次にいつ食料にありつけるか分からない状況下で生活していたために生まれた習性です。

つまり外敵はおらず、食料もあって、安全な場所なら、体も頭もなるべく使わないようにするのが人間本来の姿なのです。

これが一人だと怠ける理由です。

本能を逆手に取れば集中して仕事ができる

では監視の目があると生産性が上がるのはなぜかというと、これも同じ脳の生存戦略に原因があります。

人類は社会を作って自然の脅威を乗り越えてきた生き物です。ライオンや虎のように個の力で生存するのではなく、集団で生存するのが前提なんですね。

集団で生きるのが前提という事は、逆に言うと社会集団からはじき出された時点で命の危険が発生するわけです。

社会ではそれぞれに役割がありますよね。だから社会の中ではちゃんと役割を果たしていないと集団からはじき出されてしまう事になります。

つまり人の目があると「ちゃんとしてないとこの集団から排斥されて命が脅かされるかも知れない」と判断して一生懸命仕事に取り組むようになり、結果として生産性が向上するわけです。

もし一人で働いていてなかなか仕事が進まない、集中できない、という悩みがあるなら、是非他の方と一緒に仕事をしてみてください。

それぞれで取り組む内容は全く違っていて構いません。ただ仕事時間を共有するためだけに集まる事で、仕事が進むようになります。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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