選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
仕事上セミナーをよく開催します。
その受講者さんの中で、すぐに成果を出せる人となかなか成果を出せない人がいます。もちろん、セミナーを受講されるまでの知識や経験の違いが差になっている事もあるのですが、経験が関係ないケースの方がほとんどです。
実際、マーケティングをずっと勉強していたAさんと、初めて学んだBさんがいて、Bさんの方が素早く成果が出る、なんて事は珍しくないんですね。
何人かの方にヒアリングをした結果、その違いを生むものが分かりました。
「知っている」その知識、実践できてる?
それはセミナーを聞くときに「知ってるかどうか」ではなく、「できているかどうか」で聞いている、という点です。
素早く成果を出す人は、セミナーを聞いたとき自分にできていないことを見つけてやってみます。
一方、なかなか成果が出ない人は、セミナーの内容を「知っている」「知らない」で判断し、知っているから価値がない、と考えます。
この考え方が生まれる理由は、学校教育では知っているかどうかが重視されるからでしょう。
主要五科目はテストで知識があるかどうかをチェックされ、知っていれば高得点が取れます。この頭でセミナーを聞いてしまうと上手く行かないのです。
セミナー、特にマーケティングや集客などの実務系のものは、科目で言うと体育や技術・家庭科に近いものです。
ビジネス系のセミナーは実技科目
バク転のやり方を知っていてもできなければ意味がありませんし、半田付けや料理も同じですよね。
セミナーで学んだことを使って成果を出し、利益を最大化させるには「自分ができていないこと」を見つけて実践する事が最も重要です。
特にビジネスではたった一つ実践できれば、それだけで100万円単位のリターンがある事も珍しくありません。
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