東松島の焙煎工房より
データビジネスの姉歯です。
昨日、同じ行動をしていると結果はいつも同じになるという話を書きました。
多分、多くの人にとって「そんなことはわかっているんだけど変われない」というのが本音ですよね。少なくとも僕はそうです。
僕も受験の時は気合いで頑張りましたが、変わろうと心に決めて、気合いを入れても結局2,3日しか持たずに自己嫌悪になるなんてしょっちゅうでした。
実はここに罠があります。特に僕の場合、過去に気合いでなんとかなった経験があるので、同じように気合いで乗り越えようとして結局ダメだった、なんてことをずいぶん繰り返したんですね。
でも、生物学的に見ると変われないのが普通なのです。
人間はこれまでの生活と違ったことをするのは怖い、イヤだと感じ、ちょっと頑張っても元に戻るようにできています。
変化したくないという「本能」
現生人類は何万年もの間外敵におびえて生きてきました。いつもと違う場所には食べ物がないかもしれない、いつもと違った道を通ったら獣に襲われるかもしれない、いつもと違った方法で失敗したら仲間に怒られる。。
それが当たり前の日常を送ってきたんですね。何なら一部は今でもそうかもしれません。
だから、いつもと違うことをするのは本能のレベルでイヤなのです。こんなもの、気合いでどうにかなるものではありません。
だから、気合いで変わろうとして失敗するのは当たり前です。決して僕やあなたの意思が弱いわけではありません。
でも、変わらないと今より大きな成果は出せませんよね。そのために必要なのは「小さなことから変化を当たり前にする」ということです。
いつも使っているノートを変えてみる、いつも飲んでいる飲み物を変えてみる、いつもの通勤ルートを変えてみる。
そうやって変わることが「いつも通り」になれば、もっとすんなりと現状を変えるための努力を継続できるようになります。
小さな変化の「当たり前化」、是非試してみてください。
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