良い人材なんか来るわけがない

いい人なんか来ない

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

経営者の集まりに出かけて行って、採用の悩みについて聞かない事はありません。

日本の人口は減り続けていますので、そういう意味ではこの状況は当たり前と言って良いでしょう。

でも、その会話の中で気になる言葉があります。それは「良い人材が来ない」という言い方です。

もちろん人によって良い人材というのは変わると思いますが、多くの経営者さんは無意識的に「自分と同じレベルで仕事をしてくれる人」や「自分と同じくらい情熱を持って取り組んでくれる人」を求めているケースが多いようです。

普通の人材でも売上を作れる仕組みを造ろう

これは厳しい条件です。あなたと同じレベルで仕事ができたらその人は経営者の資質がありますし、あなたのビジネスにあなたと同じくらいの情熱を持ってもらうなんて夢物語です。

だからまずはそんなレベルの人は来ないという前提で採用を考える必要があります。

すごい学歴も、高い技術も、忠誠心も、要りません。というかそもそもそんなものを持っている人が無名の中小企業に来てくれる訳がないのです。

だから、重要なのはほどほどの人材でも回る仕組みを作る事です。それができれば「いい人」を求める必要はなくなり、人材不足の課題の多くは解決します。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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