エレベーターを乗り間違えた話

自宅の自室より

データビジネスの姉歯です。

時々セミナーに呼ばれて話をします。

あるとき某所でセミナーに呼ばれ、6Fの会議室と指定されて向かいました。時間に余裕があったので会場の目の前のカフェで少し時間を潰し、約束の5分前に会場に着くように移動しました。

で、指定のビルの6Fに行ってみたら、、いくら探しても会議室がありません。全部オフィステナントで、どこも仕事をしている雰囲気です。

ぎりぎりまで探してみたものの見つからず、待ち合わせ時間のちょっと前に主催者に「近くに居るはずなんですが遅れると思います」と電話をしました。

そのエレベーターじゃ行けません

すると「ビルのエレベーターは手前の方を使ってください。奥の方は別棟につながっています」と言うじゃありませんか!

僕が使っていたのは奥まったところにあるエレベーターでした。入ってすぐのところにあったエレベーターは台車を持った業者さんが待っていて、ちょっと時間がかかりそうだったので別のエレベーターを探したわけです。

一度降りて、別のエレベーターに乗り換えて6Fに行ったら、すぐ目の前に目的の部屋がありました。

高層ビルだと「商業階に行くエレベーター」と「オフィス階に行くエレベーター」が分かれていることもありますが、それと似たような罠にはまってしまったわけです。

これ、ビジネスでもよく起きます。

原因を正しく把握しないと改善できない

ビジネスで何か問題が起きたとき、「これが原因だ!」と思って対策したのに、なかなか成果が出ないときってありますよね。そんなときは、そもそも原因が間違っている可能性があります。

以前、チラシの反応を改善しようと思って一生懸命チラシの中身を変えているのに一向に反応がない、という方から相談を受けたことがあります。

その方の作っていたチラシはよくできていましたので、私は一番最初に配っていたチラシを別の場所で配布するようにアドバイスしました。結果、そのチラシでたくさんのお客さんが来てくれたんですね。

改善するべきはチラシの中身ではなく配る場所だったわけです。

いくらオフィス階に行くエレベーターに乗っても、買い物はできません。あなたのビジネスの問題、正しく見極められていますか?

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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