石巻の珈琲工房いしかわより
データビジネスの姉歯です。
できる社員をどうやって評価したら良いか、というのは経営者の悩みの種だと思います。
最も簡単なのは給料を上げることでしょう。ところが、たいていの場合これは良い結果を生みません。
というもの、できる人は仕事が好きな人が多いからです。結果としてお金はそんなにほしがっていない場合がけっこうあるんですね。
一方でそんなにできる訳でもない人たちは仕事を好きでない場合が多く、単純に業務として仕事をこなしています。このため、同じような業務をしている「できる人」が自分より高い給料をもらっているのを見ると不満を溜めてしまいがちです。
つまり、社内に喜びよりも不満を増やす結果につなってしまいやすいのです。
お金よりも権限を与えよう
できる人への評価として最も良いのは、彼らの仕事を邪魔する要因を取り除き、できる範囲を拡げてあげる事です。
好きな事を邪魔されたら嫌な気分になりますよね。もっとうまくできる方法があるのに、それをさせてもらえなかったら、できるところに移りたくなりますよね。
そんな気持ちにさせてしまわないよう、仕事ができる人にはどんどん仕事の裁量を増やすのです。結果として責任が増え、ポジションが上がり、給料は後からついてきます。
責任の重さが違い、仕事内容も変われば、そこに給料の差があっても文句を言う人はいません。
評価をする時には参考にしてみてください。
コメント
コメント一覧 (2件)
(. ❛ ᴗ ❛.)姉歯先生はいつも良いこと言う。
私の上司にこれを聞かせてやりたいです。
>できる人にはどんどん仕事の裁量を増やす。結果として責任が増えポジションが上がる。
是非言ってみてください。言って変わらなければ他人に期待するより自分が変わる方が早いですよ。