展示会の休憩室より
データビジネスの姉歯です。
あるお店にクレーマーがやってきました。
最初は店員にクレームをつけていたのですが、難癖をつけて返金をせしめようとでも思ったのでしょう。そのクレーマーは店長を呼ぶように言いました。
その要求は通り、クレーム処理に店長が来ることになりました。クレーマーはしめしめと思ったそうです。何せ店長ならお金を動かす権限を持っていますから、お金をもらえる可能性が高い訳です。
しかしやってきた店長は店員とクレーマーの両方から話を聞き、何と烈火のごとく怒りだしたそうです。
そして、クレーマーに対し「お前は客ではない。今すぐ出て行け!」と言い放ったそうなんですね。
これはネットで以前話題になったストーリーです。
本当にこんなやりとりがあったのかどうかは分かりませんが、店長の発言は印象的ですよね。
クレーマーを客扱いしてはいけない
この店長が言うように、理不尽なクレームを言う相手はお客さんではありません。客商売も利益を出すために行っているわけですから、払ったお金以上の要求をする相手をお客さんとして扱ってはいけません。
それに何より、理不尽なクレームは働く人のパフォーマンスを大きく下げます。一日そのことが気に掛かって仕事が手につかなかったり、場合によっては仕事を辞めたくなってしまったり。
そんな事態に陥ってしまわないためにも、クレーマーには断固とした対応をするべきです。
もちろん、場合によってはクレームの原因がお店の側にあるケースもあるでしょう。その場合は誠心誠意謝り、納得してもらえなければ返金をする必要もあります。
そうでなければクレーマーに譲歩するべきではありません。従業員なら難しいかも知れませんが、少なくとも社長ならそれができますよね。
お客さんを選べる事も起業の魅力の一つだと思うのですが、いかがでしょうか。
コメント