なぜ間違っているかわからない

木目調マット

自宅の自室より

データビジネスの姉歯です。

寒くなってきました。

我が家では冬になると床に厚いビニールスポンジのマットを敷くことにしています。

元々は子ども達が生まれたときに転んでもケガしないようにと敷いていたのですが、冬でも暖かくて、カーペットと違って何かこぼしても拭くだけで済むから楽なんですね。

これを敷く係は僕だったのですが、今年は子ども達に任せてみる事にしました。

二人の娘のうち、お姉ちゃんが率先して敷き始めたのですが、ルールとしてマットの表面に書かれている木目の方向を合わせると決めたようで、綺麗に並べて行く様子は我が娘ながらなかなかちゃんとしています。

一方、妹ちゃんは時々木目が90度回った状態で敷いてしまっており、姉に「違うでしょ!」と言われながら一生懸命マットを敷いていました。

ところが、3回、4回と間違ってしまいます。見ていると木目を揃えるルールを分かっていないようだったので、確認してみたら案の定お姉ちゃんがルールをちゃんと説明していなかったと分かりました。

間違いの原因が分かってからは、妹ちゃんも一回も間違えずにマットを敷けました。

原因が分からないと会社が傾く

これとけっこう似たような事が会社の中でも起きています。

一番多いのが、社長にとっては当たり前でも、スタッフにとっては当たり前ではないパターンです。

社長は仕事の基準がとても高いため、細部にわたって品質とルールを決めている一方、スタッフはそれが共有できていないことが多いんですね。

結果として何度も同じ間違いをしてしまい、社長側はイライラする、ということがよく起きます。

また、最も深刻なのが業績が悪化したときに何が悪いのか分からない状態に陥ってしまう事です。

一生懸命やっているのにどうしても業績が改善しない場合、何が間違っているのか分からないままだと、対策を立てられずに会社がどんどん傾いてしまいます。

そんな時は少しでも早く専門家に相談して間違いを見つけてもらう方が良いでしょう。がんと同じで、放っておくと手遅れになってしまいかねません。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 当方の商品でも、お客様がどこを理解しておられないのか分からないことが多くて、説明文を書くのに難儀しております。

    • わかります。ビジネスをやっていると取扱商品のプロになるため、お客さんが何でわからないかわからない、ということがよくおきます。
      なので、定期的にお客さんにヒアリングをすると良いです。

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