手遅れになる前に手を打とう

手遅れになる前に手を打て

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

サラリーマン時代、大学病院でがん治療の管理をするシステムを開発していました。

がんというのは進行するとどんどん状態が悪化するため、早めに見つけて対策するのが重要です。

がん細胞は最初に発生した場所から身体の中に染みこむように広がっていき、やがて血管やリンパ腺に到達するとその流れに乗って転移し、別の場所でも増えていきます。

こうなると体中を何度も手術したり、全身に抗がん剤や放射線を使って治療する必要が出てきます。しかし身体の負担も大きいためその治療に耐えられず、回復できないケースも少なくありません。

そうなる前、最初に小さく発生した時点で対処すればほとんどの場合その後何十年も生きられます。

何ならがんが発生する前にもっと元気に生きるために、健康診断やメタボ指導で健康な状態を長続きさせよう、というのが現代医療の基本方針です。

これ、ビジネスでも同じです。

対策は早いほうがより簡単に成果を出せる

相談に来られる方の中には、キャッシュフローの限界が見えていてどうしようもないというパターンもあって、そうなるともう何もできません。

ビジネスでは何か現状に対策をするには必ず時間とお金がかかります。それがにっちもさっちもいかなくなってからではどんな敏腕コンサルタントに頼んでも復活させられません。

でも「最近ちょっと売上が落ちてきた」「決算を見ると売上は良いけど利益率が減っている」くらいの状態ならまだまだできることがたくさんあり、そういったビジネスはその後大きく伸ばせます。

最も成果が出るのは、「最近業績が良い」「ビジネスが軌道に乗り始めた」「やっと少しお金に余裕ができてきた」くらいの方々です。

こういった方々は身体に例えると今健康な状態です。この状態の時にお手伝いさせていただく時が最も成果が出やすいんですね。

コンサルティングを依頼しないまでも、ある程度会社に余裕ができたら、あるいはちょっと業績に異変を感じたら、すぐにでも業績を改善するための行動を起こすことをおすすめします。

「現状維持」は健康と同じでほとんどの場合徐々に下り坂を進むことになります。気をつけてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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