社運をかけたプロジェクトの末路

社運を賭けるな!

仙台市内のカフェより

データビジネスの姉歯です。

「社運をかけたプロジェクト」というのを時々見かけます。プロジェクトXとか、雑誌の特集なんかではよく見かけますよね。

経営が行き詰まり、もう後に引けない状況になって。それでも社長が最後の資金を使って立ち上げたプロジェクトが大成功し、会社が立ち直る。

そんな偉業を成し遂げた社長はまるで英雄のようにメディアで取り上げられます。憧れますよね。

でも、これを狙ってはいけません。

テレビが取り上げるのは「珍しいから」

メディアは日常的によく見る話を取り上げません。なぜなら、ありふれた話はわざわざテレビや雑誌で見なくても、そこら中に転がっているからです。

つまり、社運をかけたプロジェクトの成功は、珍しいからメディアに取り上げられるのです。

とは言え珍しくともメディアでは度々取り上げられますから、見る側はよくある話のように錯覚してしまい「よし、やってみよう」と思いがちです。

でも、その挑戦のほとんどは資金を食い潰して破産する結果に終わっているんですね。

コロナウィルスで厳しい状況に陥ると、どうしても起死回生の一発を夢見たくなってしまいます。

しかし、全てを失う覚悟がない限り、そんなことは絶対にやってはいけません。

このままではどう転んでも破産する、という状況なら賭けてみるのも良いかもしれませんが、そんな状況に陥る前に対策をするのが経営者の仕事ではないでしょうか。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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