選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
前々回から、三日坊主を予防する方法についてお伝えしています。前回は三日坊主予防のための三つの技術
- 小さな行動目標から始める
- 継続が難しい時の代替目標を作る
- 一つずつ取り組む
のうち「小さな行動目標からスタートする」ということについてお伝えしました。
今回は「継続が難しいときの代替目標を作る」ということについて書いてみたいと思います。
「毎日やるぞ!」と決めたことを何かのタイミングに休んでしまうと、その後続けようという気持ちが損なわれてしまう傾向があります。
これは、続けられなかったことでセルフイメージが下がり、「やっぱり自分はできない人間なんだ」という自己暗示を掛けるような状態になってしまうからです。
なんとしてでも続けるための代替行動目標
これを避けるには、どうしても続けられないときのために、代わりにやる行動を決めておくという方法が使えます。
そもそも現代人は毎日忙しく働いていますので、毎日必ず決めたことに取り組み続けられるとは限りません。だから続けられない前提で、どうしてもだめなときのための代替行動を決めておくわけです。
例えば、ダイエットのために毎日5km走ると決めたとしても、出張や飲み会、雪や雨などでどうしても走れない事はありますよね。そんなときのために「走る代わりにもも上げを50回する」と決めておくのです。
こうすることで、「走らなかったけどもも上げはしたから行動は継続している」と受け止めてセルフイメージを下げなくて済みます。
結果として、目標に向けて毎日何らかの行動を続けやすくなるんですね。
意識的に行動を起こすのは大変ですが、毎日続けていれば習慣になり、習慣になればそれを続けるのに何の努力も必要ありません。
是非代替行動を決めて毎日行動し続けるようにして下さい。
次回は「一つずつ取り組む」という事についてお伝えしたいと思います。
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