選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
ビジネスは年々難しくなってきています。
2000年以降、インターネットの普及によってビジネスがとてもやりやすい期間がしばらくありました。
10年も続いたその期間のイメージで、未だにビジネスはネットを使えば比較的簡単に成功すると思い込んでいる人が少なくありません。
すでに状況は変わり、その頃に比べるとビジネスの難易度は上がっています。
その理由は大きく以下の3つです。
- 競合の増加
- 信頼の低下
- 人口減少
世界共通の理由と日本独特の課題
簡単に解説すると、競合の増加というのはインターネットを使ったビジネスだけでなく、起業しやすい環境が整った事による競合ビジネスの増加です。
日本の企業数自体はそんなに多くありませんが、それでもじわじわと増えて来ており、特にインターネットを使ってビジネスをしようとする人は大きく増えています。
このため、競合が増えてビジネスが難しくなっているわけですね。
2つ目の信頼の低下は1つめの競合の増加と関係があります。競合が増えると、集客力のないビジネスほど数字を誇大に表示したり、あおり立てたりして集客をします。
この結果、消費者がネットの情報全体に対してかなり間引いて話しを聞くようになっているのです。この影響で、本当に正しい情報を発信しているビジネスも、ただ情報を発信するだけでは集客できなくなってきているわけです。
3つめの人口減少は日本独特の問題です。人口が減っているということは単純に新規の顧客数が減っているということです。
しかも日本の場合、ただ減っているのではなく急激に高齢化が進んでお金を使える層は人口以上の速度で減少しています。
1つめの競合の増加と合わせて、より顧客獲得が難しくなっているわけですね。
次回以降、これらの状況にどう対策をすればいいかについて解説していきます。
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