感覚に頼った経営判断でビジネス破壊

危険な判断材料

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

先代から事業を引き継いだある社長さんから相談を受けた事があります。その方は新社長として何か新しい事をしなければと意気込んでいました。

様々な案を比較検討し、上手く行きそうなものを選んでその取り組みを始めたところ、、売上がどんどん下がってしまったというのです。そこでお声がけ頂いた訳ですね。

そのとき提案したのは既存事業をしっかりやることでした。新規事業を辞める必要まではないにしても、既存事業のリソースを新規事業に割かないように変更してもらったんですね。

結果、売上は元に戻りました。

無理に新しい事に取り組む必要はない

これは結構あるあるの話で、代替わりで承継したビジネスというのは大抵既存の事業が上手く行っています。

なので、新社長は先代のやり方を引き続いで粛々とビジネスを回せば上手く行くことが多いんですね。

しかし新社長になったプレッシャーから新しい事に取り組み、そこに上手く行っている既存事業のリソースをつぎ込んでしまって既存の事業が上手く行かなくなる、というのはよくある話です。

これは代替わりしていない場合でも気をつける必要があります。

特に創業社長の場合、忙しく動き回って仕事をしてきたはずです。だからビジネスが安定してスタッフが入り、自分の仕事が減り始めるとついつい新しい事を始めたくなるんですね。

もちろん全てが悪いと言うつもりはありませんが、社長の身体が空く、というのは会社にとってプラスの側面の方が大きい状況です。

なのでそんな状況になったら慌てて動かないことをお勧めします。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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