どんなお客さんを集めるか?

マーケットとは悩み

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

前回、集客が上手くいかないときには

  1. マーケット(Market)
  2. メディア(Media)
  3. メッセージ(Message)

をチェックすると良い、という話を書きました。

今回はこのうちの「マーケット」について詳しくお伝えしたいと思います。

マーケットというと単純に「○○(商品名)市場」という内容を想像すると思います。でもここで言う「マーケット」とは商品から見た市場ではありません。

商品ではなく悩みのマーケットを明確にしよう

集客を成功させるには「お客さんの悩み」を単位とした市場を見る必要があります。

ちょっとわかりづらいと思いますので例を出すと、「痩せる食品」を売る場合、商品から見たら「ダイエット食品市場」というくくりになります。

でも、ダイエット食品を買う人の悩みから考えると「モテたい」「スポーツで成績を出したい」「病気にかからないようにしたい」など様々な悩みがあり、その解決策として痩せるという選択をしている訳です。

マーケットを考えるときに重要なのはこの視点です。

というのも、「商品を欲しい人」なんて誰一人としていないからです。

お客さんは商品が欲しいのではなく、悩みを解決したい

お客さんは自分の悩みを解決したいと考え、その手段として商品を選ぶに過ぎません。

フェラーリやエルメスのような超有名ブランドならそれ自体を欲しいと思う人はいるかもしれませんが、少なくとも私たちのようなスモールビジネスの商品を「欲しい」と思う人はほとんどいないはずです。

だからまずは自分たちの商品はお客さんのどんな悩みを解決するのかを考え、その悩みを抱えている人に向けて商品をプロモーションする必要があるのです。

あなたの商品、ちゃんとマーケットを見定めていますか?

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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